解決事例
弊所では,以下の解決事例がございます。
20代 女性 慰謝料を請求される側
不倫をしてしまい,不倫相手の妻から高額の慰謝料を請求する旨の内容証明郵便を受け取ったという依頼人から相談を受けました。依頼人は,不倫の事実を認め,そのことを否定するつもりもないとのことでしたが,高額な慰謝料の支払いはできないとのことでしたので,減額交渉からスタートすることにしました。
不倫相手の妻は,代理人を立てていたため,減額交渉は弁護士同士で行いました。結果,当初請求額の20%にまで減額することに成功しました。不倫相手の妻に慰謝料を支払ったのち,不倫相手に対し求償(依頼人が不倫相手の妻に支払ったうち,不倫相手が負担すべき部分の支払いを求めること)請求をしたところ,不倫相手も代理人を立てたため,またしても弁護士同士の交渉となりました。結果として,依頼人が不倫相手の妻に支払った額の90%を,不倫相手から回収することに成功しました。
50代 男性 慰謝料を請求する側
妻の不貞を発見し妻の不貞継続を阻止するために,不貞相手に慰謝料を請求したいという依頼人から相談を受けました。不貞の相手は特定できており,不貞の客観的証拠が不十分でしたが,交渉からスタートすることにしました。
相手方が反論の余地がないよう文面を工夫して通知書を送付しました。結果,不貞相手は,弁護士を依頼することなく不貞を認め,300万円の慰謝料を回収するとともに,依頼者の妻と二度とあわないことを誓約させることに成功しました。
30代 男性 慰謝料を請求される側
出会い系で知り合った女性と既婚者と知りながら性交渉してしまいましたが,後日,その女性の夫の代理人弁護士から300万円をせいきゅうする通知書を受けとったとの相談を受けました。減額に関する依頼を受けました。
相手方の家庭が再構築に向けられていることを指摘し,求償権(不貞の相手へ半分の負担を求める権利)を放棄することを条件に50万円以下の慰謝料まで減額することに成功しました。
40代 男性 請求する側
妻の不貞によって離婚するに至り,不貞相手に慰謝料請求をしましたが,相手に代理人が就き,資力がないことを理由として低額の提示しかされないとの相談を受けました。交渉,訴訟にて依頼を受けました。
相手方代理人の対応は交渉でも変わりませんでしたが,訴訟を提起し,訴訟において,相手方の不誠実な対応を含め指摘し,裁判官から有利な和解を進められ,200万円台での和解に成功しました。